【レポート】商店街hey!rasshai 第1回 空き店舗ツアー「西前中央商店街・ふじだな一番街編」

9月19日に、藤棚一番街、西前中央商店会を訪問する第1回目の空き店舗ツアーを開催しました。

当日のイベントの様子についてレポートいたします!

本イベントは、横浜市経済局からの委託を受けている「商店街空き店舗コンサルティング事業」の一環で実施しています。商店街での起業に関心のある方に、実際の空き店舗や街の様子を見てもらい、キーパーソンと会話する機会を設けることで、出店を促進することを目的としたツアー型のイベントです。



今回作成したチラシ。これまで開催したトークイベントはすべてオンライン配信でしたが、今回はコロナ禍以来、久しぶりの現地開催ということもあって、商店街や駅のラックなど広範囲の方に手にとってもらえるよう頑張って配布しました!



第1回目となる今回は、藤棚一番街、西前中央商店会の各スポットを巡るツアーです。当日は、参加枠を上回る13名の方にご参加頂き、みなさんの関心の高さを伺い知ることができました。

まずはじめに訪問したのは、スナック風のコミュニティスペース「藤棚ピュアステージ」です。店長の市川徹さんは映画監督でもいらっしゃいます。(実際に藤棚で映画も作ってしました!)ピュアステージで美味しいランチを頂きつつ、参加者それぞれの自己紹介や、市川さんより、お店を構えるに至ったいきさつや、藤棚の魅力についてお話して頂きました。



今回のツアーでは、藤棚一番街の老舗かまぼこ店の今井宏之さんに案内役を努めて頂きました。藤棚一番街と西前中央商店会は名前こそ違いますが、一本の通り沿いに連続した商店街を形成しています。こちらの写真は文字通り「藤棚」がある藤棚町の交差点です。

実際に地元の方から説明を聞きながら街を歩くと、改めて街の歴史やちょっとした魅力に気づくことができます。



2件目にお話を伺ったのは、シェアキッチンと建築事務所を兼ねた「藤棚デパートメント」の永田 賢一郎さん。コロナでイベントを開きづらい中でも、テイクアウトや物販など工夫をしている様子をお話して頂きました。実はこの「藤棚デパートメント」も以前の「商店街空き店舗コンサルティング事業」の枠組を使ってオープンした店で、今ではすっかり街の顔になっています。



西前中央商店会では、商店会の鵜飼会長より街の雰囲気や空き店舗の状況について、ご説明を頂きました。その後実際に空き店舗の中も見学することができました。

商店街を歩いていると、シャッターが閉まったままになっている店舗を複数見かけますが、実際に貸し出し可能な空き店舗はほとんどないのが現状です。そうした課題も踏まえて学ぶことがました。



空き店舗を見たあとは、それぞれの「お買い物タイム」を設けて、再び商店街を散策しました。ハコとしての店舗でなく、そこで商いをする人にもフォーカスしたことで、商店街をより身近に感じることができたようです。

参加者の皆さんからは、実際の空き店舗が見れてイメージできた。(家賃価格や内装の様子など)お買い物の時間に店舗に入って扱ってる商品も手に取ってみることができた。空き店舗コンサルティング事業の活用事例について、直接お話を伺うことが貴重だった。という声を頂きました。



次回は天王町にある「YCVテレミン商店街」をめぐるツアーを予定しています。

どのようなイベントになるのか、引き続きご期待ください!